
「今すぐ客」と「見込み客」の大きな違いは「ニーズが発生しているかどうか」です。その違いによって、集客方法は全然変わってくるんですよ。
こんにちは!
士業WEB集客コンサルタントの榎本です。
士業がネット集客する際は、「見込み客」ではなくまずは「今すぐ客」を狙いましょう。
「今すぐ客」とは、すでにその人に問題が発生して困っている人です(顕在顧客)。
一方、「見込み客」は、まだ問題が発生しておらず、困っていない人です(潜在顧客)。
「今すぐ客」の場合は、解決策を探して検索するので、検索結果に検索広告を表示することでサイトに集客できます。
ところが、「見込み客」の場合は、そもそもまだ困っていないため、解決策を探して検索することがないので、検索広告で集客ができません。
例えば、税理士の場合、「税務調査」は今すぐ客ですが、「無申告」は見込み客です。
「税務調査」は、「税務署からお手紙が届きヤバい」という問題が発生しており、解決策を検索して探しています。
一方、「無申告」は、「このくらい大丈夫でしょ」とその人は特に困っていないので、解決策を検索して探しません。
そのため、「税務調査」と「無申告」は似ているようでネット集客のアプローチが全然違います。
「税務調査」は今すぐ客向けのキーワード広告、「無申告」は見込み客向けのディスプレイ広告での集客が合っており、それに合わせてLP(ランディングページ)の内容も変わってきます。
今すぐ客向けのLPは一本釣りでいきなり問合せさせるのに対して、見込み客向けのLPはまずは困らせてニーズを発生させてから、問合せさせるためのLPへ誘導するという二段階が必要です。
そのため、見込み客向け集客の方が手間も難易度も高くなるので、まずは集客しやすい「今すぐ客向け業務」で勝負できるかどうかを探りましょう。
もしあなたがネット集客で成果を出したいなら、まずは「今すぐ客」を優先して狙うようにしてくださいね。
ネット集客する際に「今すぐ客」と「見込み客」では集客方法が異なると聞いたのですが、具体的にはどう違うんですか?