
同業者の集客セミナーに参加する際は「なんでそれ自分でやらないの?」という視点だけは忘れずに参加してくださいね。
こんにちは!
士業WEB集客コンサルタントの榎本です。
同業者の先輩が教えるネット集客講座に参加したことがありますか?
行政書士が行政書士向けにとか、税理士が税理士向けにネット集客を教える講座など色々ありますよね。
確かに「同じ業界の先輩なら、自分の業界のことよく分かってるから安心!」とか「同じ業種で成果が出た方法があるなら教えて欲しい!」と思う気持ちはよくわかります。
でも、ちょっと考えてみてください。
例えば、あなたが不動産の営業から投資用ワンルームの提案を受けたとします。「この物件は価値が上がるのでオススメです」と言われて買いますか?
そんなに集客できる方法があるなら他人に教えないで自分でやれば良いじゃん!って思いますよね。
同業者の先輩が教える集客講座というのは、まさにそれと同じです。
僕はクライアント様には以下のようにお願いしてます。
「成果が出ても絶対に親しい知人にも言わずに秘密にしてください。こっそり密かに成果を出し続けましょう」と。
なぜなら、本当に成果が出る方法なら、同業者に教えたらライバルが増えるだけですからね。
じゃあ、同業者にノウハウを教えるのはどんな場合だろうと考えてみたのですが、「自分でやるより教えたほうが儲かる場合」ですよね。
先日、ある税理士さんから相談を受けました。
「このテンプレートサイトを使うと毎月問合せが来ると、これを作った税理士の人から聞きました。似たサイトを作ってもらえませんか?」と。
そのサイト相続業務を狙ったサイトだったのですが、どの税理士でも言えるようなことしか書いておらず、全く差別化されていないものでした。
また、別の日に、ある行政書士さんから相談を受けました。
「業務特化型サイトを作って記事を何十記事も書けば集客できるかもしれないと言われたのですがどうしたらよいでしょうか?」と。
記事をガツガツ書いてSEOで集客する方法は、まだWEBマーケティングに力を入れている士業が少なかった時代には成果がでました(4~5年前)。
でも、最近は中・大規模事務所が本気でコストを掛けてSEO対策を行っているので、「記事をたくさん書いてSEOで上位表示させる」方法は、資本力が無い新人士業ではそもそも勝ち目が極めて低い方法なんですよ。
そんな方法を右も左もわからない新人士業さんに勧めてはいけませんよね。
なので、同業の先輩から集客系の商品・サービスを購入する場合は、「そんなに成果が出るなら自分でやったら良いじゃないですか?」と言える商品・サービスは買ったら駄目という点だけ気をつけてくださいね。
今度、同業者の先輩がやっている集客セミナーに参加しようと思うんですよ!