株式会社グットアップ代表取締役|士業WEB支援歴10年|WEBマーケ著書3冊|社労士(~2013年)|人生を変える、士業ホームページ制作|「あなたブランド」で選ばれる士業へ|静岡県→東京→長野県→東京→現在は静岡県在住|ポメラニアンとマルチーズ飼い。
[マーケティング]
士業のWeb集客に効果的なマーケティング施策7選!失敗しないコツは?
- 投稿:2023年07月29日
- 更新:2024年09月09日
士業事務所を開業する際に、「Web経由で案件獲得できたらなぁ・・・」と思っても、どのようにWebを活用して集客すれば良いのかイメージしにくいですよね。
士業のWeb集客には事務所の方向性を定め、ターゲットを絞め、戦略的に取り組む必要があります。
ここでは、士業のWeb活用に10年以上携わってきた経験をもとに、士業のWeb集客で行うべきマーケティング施策のポイントを説明します。
士業に最適なWeb集客の方法を理解し、順調に事務所の運営をスタートさせましょう。
目次
士業事務所にWeb集客が必要な理由
いよいよ士業事務所を開業するのですが、先輩士業は「士業はアナログ営業だから、ホームページなんて無駄」と言います。どうしたらよいですか?
士業にとって「アナログ経由の紹介」はとても重要です。そのため、紹介してくれる人とどんどん繋がれるならば、Webは不要です。でも、SNSやホームページを活用することで、アナログでは出会えない人たちとつながることができれば、可能性がグッと広がりますよね。
士業事務所にWeb集客が必要な理由は、下記の5つです。
- ホームページがあると信頼性が高くなる
- インターネットで士業事務所を探す人が多い
- SNSで色々な人と気軽につながれる
- Web集客を仕組み化することで実務に集中できる
- アナログ営業とWeb営業の両方で集客できると安定する
上記5点はWeb集客の大前提になることですので、しっかり抑えておきましょう。
ホームページがあると信頼性が高くなる
士業事務所を運営していくと、案件を紹介されたり紹介したりするケースが多くなります。
すでに信頼関係ができあがっている人から紹介されるだけでなく、「あなたの方が専門性が高いから」という理由で面識のない方を紹介されるケースもあるでしょう。
例えば、おいしいレストランを知人に紹介されたとき、自身でもホームページや口コミサイトで一度は確認したことはありませんか。
それと同じで、士業事務所を探している人が知人から事務所の紹介を受けた際、どういった事務所なのかをホームページで確認します。
反対にホームページがなかったとしたら、実態がわからず、少々不安になるでしょう。
紹介された方も安心できるように、事務所の詳しい情報をWebに掲載する必要があります。
インターネットで士業事務所を探す人が多い
士業は紹介によって顧客になるケースが多く、「実際はWebは関係ないのでは」とお考えの方もいらっしゃるかも知れません。
士業事務所を探す際は、基本的には知り合いの士業を探しますが、必ずしも知り合いに士業がいるとは限りません。
知り合いに士業がいない場合は、多くの方がインターネットで検索します。
インターネットで士業事務所を探している方にもアプローチできるように、ホームページは必須です。
ただし、ホームページを作っただけでは見込み客にアプローチできないため、解決策を探している人に見つけてもらえるように、Google広告やSEO対策など「検索結果画面で目立たせる施策」を行う必要があります。
SNSで色々な人と気軽につながれる
SNSを活用することで、普通では絶対に会えない人と、気軽につながりやすくなりました。
例えば、あなたに仕事を紹介してくれそうな地元の税理士さんをSNSで見かけたら、投稿にいいねやコメントをして距離感を縮め、多少の関係性ができたらDMをして会ってみるのはどうでしょう。
意気投合すれば、あなたに仕事を紹介してくれる紹介元になってくれるかもしれません。紹介元をどんどん増やして、営業なしで毎月紹介がくる仕組みを作れば、早々に事務所経営は安定することでしょう。
Google広告は広告費が掛かるし、SEO対策も難易度が高くて大変です。一方、SNSで直接あ紹介元候補の方にアプローチすれば、広告費も掛からず、かつ、SEOとは違い「ほぼ確実に」会いたい人に会うことができます。SNS活用はお金を掛けずに集客するために必須です。
Web集客を仕組み化することで実務に集中できる
インターネットは24時間、1年中休みなく稼働します。
訪れるお客様も日時に関係なく閲覧するので、Webは四六時中あなたの営業をしてくれるツールになります。
さらに、エリアに関係なく全国どこからでも閲覧してもらえるため、リーチできる範囲が看板などに比べ各段に広くなります。
Web集客が軌道に乗ると、自然に新規の問い合わせや依頼が来るようになり、さらにそのお客様からの紹介もいただけるといった好循環が生まれます。
また、士業事務所の運営が軌道に乗ると忙しくなり、自分で営業する時間がなくなってくるでしょう。
その場合にも24時間365日営業できるホームページの存在が、大いに役立ちます。
アナログ営業とWeb営業の両方で集客できると安定する
アナログ経由の紹介は、広告費も掛からず、営業も不要なので、士業にとっては最高ですよね。でも、紹介はくる時もあればこない時もあるので、経営が不安定になりがちです。
税理士や社労士のように「顧問契約」を積み重ねるビジネスモデルの場合は、毎月のストック収入があるので経営は安定しやすいですが、行政書士や司法書士のように、単発案件を取り続けるビジネスモデルの場合は、新規案件が急に減ってしまうとすごく不安になると思まいます。
そこで、アナログ経由の紹介案件だけではなく、Web経由での新規案件を獲得することもできたら、経営が安定しますよね。
士業のように自身が実務を行うビジネスモデルの場合は、営業に労力を掛けずに「紹介」と「Web」で新規案件を獲得する仕組みを作ることが重要です。
ホームページを作る際に、「ホームページはWebからの案件を獲得するもの」という思い込みが強い方がいますが、そうではありません。ホームページを作ることで、Web経由のお問合せはもちろん、アナログ経由の紹介も増えますので、ホームページをしっかりと作ることをオススメします。
士業のWeb集客は「(①アクセス)×(②ホームページ)」が鍵
士業のWeb集客で大切なのは、ホームページへのアクセスを集めることと、ホームページの内容の充実です。
掛け算ですのでどちらか一方が「10」で、もう一方が「0」であればWeb集客の効果はありません。
アクセス数はSEO対策やGoogle広告、SNSを活用することで集められます。
しかし、受け皿であるホームページがしっかりと作られていなければ、お客様はすぐに他社のホームページに移ってしまいます。
事務所名や住所だけが掲載された名刺代わりのようなホームページも見かけますが、ホームページで集客したい場合は情報量が十分とは言えません。
先生の人物像やサービス内容、事例、料金、他の事務所には無い特徴やこだわりなど、お客様が「この事務所が良さそう!」と相談してみたくなる十分な内容が必要です。
アクセス数とホームページ内容がうまく掛け合わされることで、Web集客の効果が生まれます。
Web集客は「アクセス数」と「ホームページ」の両方が必要です。ホームページを作っただけでは成果は出ませんし、逆に、アクセスを集めるだけでも成果は出ません。両方をセットで考えることが重要です。
士業事務所がWebからの集客力を高めるコツ
前章で、士業のWeb集客は「(①アクセス)×(②ホームページ)」が鍵とお伝えしました。具体的には次の3つのコツがあります。
- ご自身の方向性を明確にする
- ターゲットを明確にする
- 依頼したくなるホームページを作る
これからWeb集客をお考えの方も、Web集客が伸びずにお悩みの方も参考になさってください。
ご自身の方向性を明確にする
まずはご自身がどういった事務所、働き方をしたいのかを明確にします。
例えば下記の様な内容です。
- 地域密着型の事務所にしたい
- 地域にはこだわらず、全国にエリアを広げたい
- ひとり事務所として生活に困らない程度稼ぎたい
- 職員を数名雇い、中堅~大手事務所を目指したい
- 特化型事務所として専門性をもちたい
- 総合型事務所で幅広い顧客に対応したい
もし地域密着型の事務所を目指しているならば、地域性を意識したホームページの内容やWeb集客が必要です。
地域密着型なのに対応エリアが記載されていなかったり、地域に絞ったSEO対策ができていなかったりすると理想通りの集客ができません。
ご自身の事務所運営の方向性はWeb集客の土台部分になりますので、今一度見直してみてください。
ターゲットを明確にする
ご自身の方向性が定まったら、どういった顧客に向けて集客を行うのかを決めます。
誰に向けて伝えたいのかを明確にすると、内容がブレにくくなり、訪れたユーザーへも意図が伝わりやすくなります。
広告を出す際にも範囲を絞りやすくなることで、より顧客になる可能性が高い人へリーチできます。
開業間もないころは、広く顧客を獲得したい気持ちからターゲットを絞るのを躊躇してしまいがちですが、Web経由の新規案件にしろ、アナログ経由の紹介案件にしろ、最も重要なのは「覚えてもらうこと」です。
ターゲットを絞ることで、印象的なメッセージを発信することができ、それがWeb・アナログ集客の効果を高めます。
依頼したくなるホームページを作る
方向性とターゲットが決まったら、ホームページを作りましょう。
ホームページはさまざまなWeb集客の要となる部分です。ホームページがあることで、様々な営業の幅が広がります。
依頼先を探してインターネットを見ているお客様は、まずはホームページを訪れます。
事務所の方向性やターゲットが定まっていると、見込み客を惹きつける内容に作り込みやすくなるため、依頼される確率が高まります。
例えば、業界特化型の事務所であれば、キャッチコピーに「〇〇業に強い」といった特化型をアピールする文言を入れたり、代表のプロフィールに業界に強い根拠を書きましょう。
ホームページの内容で顧客への印象が変わりますので、既にホームページがある場合は方向性とターゲットに合った内容になっているか確認しましょう。
士業のWeb集客に効果的なマーケティング施策7選
士業のWeb集客にどういった施策が効果的なのか、具体的な施策を7つ紹介します。
- SEO対策を行う
- MEO対策を行う
- Googleキーワード広告を行う
- Googleディスプレイ広告を行う
- GoogleP-MAX広告を行う
- SNSで発信する
- アナログ営業
上記のマーケティング施策は士業のWeb集客の公式「(①アクセス)×(②ホームページ)」のアクセスの部分です。
ホームページを作ってマーケティング施策を行い、アクセス数が増えると問い合わせ数アップにつながります。
ただし、始めから全部行うのは大変なので、まずはどういった方法があるのかこの記事で把握してください。
SEO対策を行う
SEO対策とは、検索エンジンで検索結果の上位に表示されるように行う施策です。
検索結果1ページ目に表示されれば、2ページ目以降に表示されるのに比べてクリックしてもらえる確率が高まります。
さらに1ページ目の上位に表示されると、アクセス数は桁違いです。
具体的にどのように行うのかというと、下記5つの施策があります。
- 上位表示したいキーワードを選定する
- 選定したキーワードに対応したコンテンツを用意する
- 他のサイトにリンクを貼ってもらう
- 事務所内の他のコンテンツへのリンクを貼る
- ホームページの構造をSEO対策仕様にする
Gooleなどの検索エンジンはユーザーに有効なサイトかどうかを重視しているため、情報が少ないホームページでは検索結果の上位に表示されにくくなってしまいます。
SEO対策にはキーワードに合った内容のコンテンツが必要です。
事例紹介やお役立ち情報を、ホームページに定期的に掲載することがSEO対策になります。
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MEO対策を行う
MEO対策とは、Googleマップの検索結果に表示されるように行う施策です。
事務所所在地のエリアで検索された際に表示されるので、地域を絞って士業事務所を探している顧客に選んでもらえる可能性があります。
具体的な施策は下記の4点です。
- Googleビジネスプロフィール登録する
- 口コミを集める
- 写真、動画を追加する
- 投稿機能を活用する
Googleマップに登録するには、無料のGoogleビジネスプロフィールの作成が必要です。
検索結果に表示される事務所の基本情報や写真、事務所の特徴などを入力します。
写真があるとユーザーの目を引くため、事務所の外観や内装、代表者の写真を掲載しましょう。
口コミがあると新規見込み客の方の参考となるので、お客様に口コミの投稿をお願いして収集すると効果的です。
また、口コミへの返信も信頼感や誠実性を伝えるのに役立ちます。
Googleビジネスプロフィールには投稿機能があるので、将来的にセミナー情報や書籍発売情報などのPRにも活用できます。
リスティング広告
リスティング広告とは、ユーザーの検索キーワードに連動して検索結果の上下にテキスト形式で表示される広告です。
ユーザーが検索したキーワードに合致した広告が表示されるので、成果につながりやすい広告といえます。
また、広告費用の上限や一日あたりの予算も広告主が自由に決められるので、低予算で実施できるのも利点です。
例えば、就業規則の作成業務を受けたい場合は「就業規則 作成」というキーワードで広告を出稿します。
すると、同じキーワードで検索した人の検索結果に広告が表示されるので、就業規則を作成したいと思っている人に直接アプローチできます。
リスティング広告は通常1~3日の広告審査が完了すると掲載されるため、SEOやMEOのように効果を得るまで時間がかかりません。
ホームページを作って数か月はSEO対策の効果がでないため、平行してリスティング広告を行いアクセス数を集めるのがおすすめです。
SNSで発信する
士業のWeb集客にはSNSの活用も効果的です。
近年SNSで情報収集を行う人が増えています。
LINEリサーチの調査によると、スマホで調べものをするときに使うもので、1位の検索エンジンの次に多かったものがSNSでした。
SNSの中でも、ターゲットとしている層の利用者が多い媒体を選ぶのがポイントです。
TwitterやFacebookはSNSの中でも利用者の年齢幅が広く、ビジネスで利用している人も多くいます。
SNSはコミュニケーションツールであるため、事務所の発信というよりも先生個人のキャラクターが伝わる内容が好まれます。
仕事の情報だけでなく、ところどころに趣味の話題などを織り交ぜて人柄が伝わる内容にするのが重要です。
SNS発信はすぐに受注につながる施策ではありません。
しかし、いざ士業が必要になったときに選んでもらえるよう、コツコツと積み上げていくと集客に強い媒体になります。
アナログ営業
Web集客に効果的なマーケティング施策として、アナログ営業も必要です。
アナログ営業とは、異業種交流会や商工会といった交流会で名刺交換をして営業を行う方法です。
士業の方の多くは、こうした交流会で名刺を配って営業した経験があると思います。
このアナログ営業の目的は、直接顧客になってもらう人を探すというよりも紹介してもらえる人を探すことです。
特に同業や他士業の方とのつながりは、困ったときに助け合えるという利点もあります。
例えば税理士が獲得した相続税の案件で係争に発展してしまった場合、弁護士とつながりがあれば連携して業務を行うことができます。
Web集客の面では、つながりができた他士業と相互にホームページのリンクを貼ることで、外部リンクを獲得できSEO対策にもなります。
その他、SNSをフォローし合うなどお互いに利点のあるつながり方が可能です。
Web集客といえども、アナログ営業との組み合わせも必要です。
士業のWeb集客で失敗しないためのポイント
ここでは、士業のWeb集客で失敗しないためのポイントを紹介していきます。
ポイントは大きく分けると以下の4つです。
- ターゲットとゴールを明確にする
- 相談しやすいデザインにする
- 広告規制に要注意
- Web集客のプロに依頼する
失敗しないためのポイントを抑えて、効果的な集客を行っていきましょう。
ターゲットとゴールを明確にする
失敗しないためのポイント1つ目は、ターゲットとゴールの明確化です。
士業のWeb集客で効果がでない理由に、誰に向けてサービスを行っているのかわからないケースがあります。
ターゲットが絞れていないと、SEO対策も効果がでにくく、ホームページを訪れたお客様も自分に関係がないサイトと判断して離脱してしまいます。
また、広すぎるターゲットは、ターゲットがないことと同じです。
ターゲットを「中小企業」とするのと、「製造業を営む中小企業」とするのでは絞り込む範囲が全く異なります。
ターゲットの設定と同時に、ゴールの設定も必要です。
ゴールは、問い合わせ数やアクセス数に設定することが多くあります。
ゴールの設定がなければ、効果の分析や次の施策の検討が行えません。
Web集客で効果を出すために、ターゲットとゴールの設定は必須といえます。
相談しやすいデザインにする
Webサイトのデザインも、集客には重要となります。
ポイントは、相談しやすいデザインかどうかです。
士業は堅いイメージを持たれがちなので、暖色系の色で温かみや優しさを表現したり、かわいらしいイラストを使用して親しみやすさを演出したりするといいでしょう。
士業の先生やスタッフの笑顔の写真があると、どういった人が応対してくれるかがわかり安心感につながります。
年配の依頼者が多ければ、文字の大きさやフォントにも気を配りましょう。
問い合わせフォームには、問い合わせから何日以内に返信するか明記しておくのも親切な対応です。
広告規制に要注意
各士業の団体には広告への指針や規制が設けられているため、内容を把握しておく必要があります。
例えば、弁護士連合会では弁護士の品位を損なう表現や、他事務所や他の弁護士と比較した広告は好ましくないとしています。
また、広告のキャッチコピーで使用されがちな「当事務所ではどんな事件も解決してみせます。」といった文言も、依頼者に誇大または過度な期待を抱かせる文言として違反となります。
士業に詳しくない業者などに広告を依頼した場合、こうした文言の確認が漏れている可能性もあるので気を付けましょう。
Web集客のプロに依頼する
Web集客に失敗しないために、プロに頼るというのも大切なことです。
士業のWeb集客では、全て自分で行おうと考える方が多くいらっしゃいます。
特に開業間もないころは、節約のためにできるだけコストを抑えたいと思いますよね。
しかし、Web集客の施策は短期間で効果を発揮するものはほとんどありません。
長期的なスパンで計画を立てる必要があります。
また、ある程度集客できるようになると、実務が忙しくなりWeb集客に注力できなくなってしまいます。
すると、Web集客のためのブログやSNS運用が何年も止まったままになり、お客様からは数年間更新されていないホームページとして、不審に思われます。
Web集客は何よりも継続が大切です。
継続するためには外部のプロをうまく活用し、自分で全て行わなくても運用できる仕組みづくりを行いましょう。
士業のWebマーケティングにおすすめの依頼先
士業がWebマーケティングを依頼する先として、3つ挙げられます。
- Web制作会社
- 広告代理店
- Webコンサルティング会社
それぞれの特徴と強みについて説明します。
Web制作会社
Web制作会社には、マーケティングを得意とする会社も多くあります。
集客やブランディングといったホームページを起点とした成果を挙げるためには、ホームページを作って終わりではなく、その後のマーケティングを含む運用が大切になるからです。
中でも士業におすすめなのは、士業に特化したWeb制作会社です。
士業に特化しているので業界に関する知識や事例をもっており、具体的な提案も期待できます。
Web制作会社なので、ホームページを改修したい場合にもスムーズに対応してもらえます。
広告代理店
広告代理店は、広告に関する情報を多く持っているのが強みです。
リスティング広告だけでなく、大手週刊誌Webメディアへの広告出稿や、媒体のメルマガを利用した広告など幅広い広告の提案がもらえます。
広告をメインにWeb集客を考えている場合は、広告代理店の利用もおすすめです。
ただし、広告代理店はあくまでも広告のプロであるため、Webマーケティング全体をカバーしているとはいえません。
また、士業に詳しい広告代理店もあまり多くないので注意が必要です。
Webコンサルティング会社
Webコンサルティング会社は、競合の分析、調査から事務所に最適な集客戦略を立案してくれます。
会社によっては、ホームページのコンテンツ内容に関するアドバイスなども期待できます。
ただし、Webコンサルティング会社や担当者によって提案内容は同じではないため、相談する際は以下の2つを確認しましょう。
- しっかりと士業業界を調査しているかどうか
- Webマーケティングの一部の施策に偏った提案ではないか
コンサルティング費の相場はホームページの分析や改善提案で10〜30万円、Web集客戦略の提案やWebマーケティング戦略の立案となると50〜100万円と高額になります。
その他にホームページの改修費や運用費もかかるので、費用対効果を考えて依頼先を検討してください。
まとめ
士業のWeb集客に必要なマーケティング施策と、失敗しないためのポイントについて説明しました。
士業のマーケティングでは「ホームページ」が必須です。ホームページがあることで、それを起点に「SNS」「紹介」「Google広告」「SEO対策」など、すべてのマーケティング施策が強化されます。
まずは「仕事につながるホームページ」を作ることが、士業Web集客の第一歩です。
士業Web戦略のご相談なら
株式会社グットアップは士業事務所のWeb戦略専門のコンサルティング会社です。弁護士・法律事務所、司法書士、行政書士、税理士・会計事務所、社会保険労務士の支援実績が豊富。継続的に仕事の依頼が来るWeb集客の仕組み構築をサポートします。お困りの方はまずは無料相談にお申込みください。