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行政書士事務所に効果的なSEO対策実例6選|集客に必要な施策は?

  • 投稿:2023年07月15日
  • 更新:2023年07月16日
行政書士事務所に効果的なSEO対策実例6選|集客に必要な施策は?

「行政書士事務所はSEO対策した方が良いと聞いたけど、Web知識がないため何をしたらいいのかわからない」と悩んでいませんか。

SEO対策は専門的な知識が必要な部分もありますが、今すぐにご自身で行える施策もあります。

ホームページの仕組みを工夫すれば、業務と並行しながら簡単に行えるようになるでしょう。

この記事では、行政書士事務所が今すぐにできるSEO対策の施策や注意点などをまとめました。

また開業したてで実績がない場合の対策についても紹介しているので、これからホームページを利用して集客したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

士業WEB活用プロデューサー|士業WEB支援歴10年|WEBマーケ著書3冊|社労士(~2013年)|無理せず、継続的に仕事につながる士業ホームページ制作と集客が専門|士業の効果的なWEB活用支援を通じて、地域で活躍できる企業・個人を増やしていくことが目標。

目次

行政書士事務所がSEO対策をした方が良い理由

SEO対策をして自社のホームページをインターネットの検索結果上位に表示させれば、集客力の向上につながります。

例えば「交通事故 示談書」というキーワードで上位表示されると、交通事故に関する悩みを抱えているユーザーにアプローチ可能です。

特に行政書士事務所は離婚や相続などの単発案件が多いため、新規の方に認知してもらい問い合わせてもらうことが大切です。

しかしホームページを制作しただけでは、その他のサイトに埋もれてしまい集客効果を得られません。

検索したときに自社サイトが上位表示されて問い合わせてもらう状態にするためには、SEO対策が不可欠です。

今すぐできる行政書士事務所に必要なSEO対策の実例6選

SEO対策はユーザーに役立つホームページを作成するのが基本なので、Web知識がなくても簡単にできます。

それでは今すぐできるSEO対策について見ていきましょう。

代表やスタッフのプロフィールを載せる

まずは行政書士事務所の代表のプロフィールを、ホームページに掲載します。

事務所の規模が大きくなってきてスタッフが増えた際は、スタッフのプロフィールも載せるとより良いです。

プロフィールには、以下の内容を載せるとGoogleが評価する指標のひとつである経験、専門性、権威性、信頼性の向上につながります。

  • 顔写真
  • 氏名
  • これまでの経歴、受賞歴
  • 保有資格
  • 対応可能業務
  • 一言メッセージ

プロフォール載せると、検索した人は相談相手のイメージがわいて安心感をもてるため、SEO対策だけでなく問い合わせ率の向上にも繋がります。

お客様の声や解決事例を載せる

実際に行政書士事務所を利用したお客様の解決事例について具体的に載せましょう。

顧客からの信頼性の向上に加えて、同じ悩みを持つ見込み客が事務所に興味を持ち、問い合わせする可能性があるからです。

定期的にお客様の声や解決事例を更新すると、活発に更新されている点でもGoogleから評価されやすくなります。

解決後にお客様に感想を積極的に聞いて、ホームページに反映させましょう。

業務内容と料金表を載せる

SEOにおいて、検索するユーザーのニーズを満たすことは非常に重要です。

行政書士のホームページを訪れる多くが知りたい内容は、その事務所が対応している業務内容や料金です。

解決できる内容を具体的に記載すると、ホームページを訪れた方はあなたの事務所に相談しようかどうか判断しやすくなるでしょう。

また、だいたいの金額でも良いので費用感を記載すると、問い合わせしようか考える際の判断材料になります。

以下の表は、業務内容と料金を記載する際の一例です。

業務内容費用
各種相続手続き60,000~330,000円
自筆証書遺言作成90,000円
公正証書遺言作成130,000円

上記のように依頼内容と料金を明記すると、検索者にとって依頼時のイメージが持ちやすく、親切なページになります。

よくある質問ページを作る

行政書士を探している方は、何かしら疑問を抱えています。

そこで役に立つのが、よくある質問ページです。

質問ページを作り、見込み客や顧客のニーズを満たせばSEO効果が期待できます。

1ページにつき1つの質問を載せると、見込み客が確認したい疑問をクリックする度にアクセス数が増え、結果としてホームページが検索エンジンに評価される可能性が高くなります。

そのため、「これが知りたかった」と思われる質問ページを作るためには、日常業務の中でよく質問されることをメモすることが大切です。

お問い合わせフォームを設置する

ホームページを活用して集客するには、訪問者がわかりやすい場所にお問い合わせフォームを設置する必要があります。

SEO対策によって多くの人がホームページに訪れても、問い合わせ方法が分からなければ見込み客が顧客になる機会を見逃してしまいます。

よくある失敗ケースが、オシャレなデザインにしすぎて問い合わせの導線が上手くできていないケースです。

お問い合わせフォームをわかりやすい位置に配置して、見込み客との接点を作りましょう。

実名でSNS発信を行う

SNSは、直接的にSEOの効果があるわけではありません。

しかし、SNSからホームページへ誘導すればアクセス数が増えるため、結果としてSEO効果が期待できるでしょう。

SNSには「ホームページを更新しました」といった投稿とともにURLを貼れば、自然にホームページへ誘導できます。

また、SNSで認知度が高くなって氏名を検索される機会が増えると、Googleからの良い評価につながり、結果として事務所のホームページがSEOに強くなる可能性が高くなります。

【難易度高め】行政書士ホームページの具体的なSEO施策5選

次は、少し難易度が高いSEO対策を5つ紹介します。

少し専門的な知識やテクニックが必要になる部分もあるため、ホームページの制作段階から業者に相談するのも方法のひとつです。

それでは施策内容を具体的に見ていきましょう。

地域名や特化業務などに絞ってキーワード選定する

開業したばかりの頃やホームページ制作後すぐの段階では、「遺言書の起案 ○○市」「建設業許可申請 ○○区」のように「業務名+限定された地域名」でSEO対策しましょう。

見込み客が自分の地域で行政書士を探している場合、業務名+地域名で検索すると考えられます。

地域が限定されていると、競合サイトが少なく上位表示を狙いやすくなります。

そして、1つの地域で上位表示できるようになったら、少しずつ段階的に範囲を広げてSEO対策を行うと良いでしょう。

ホームページの活用方法は特定の地域、複数の地域、全国地域など規模により異なるため、どの規模でも対応できる業者に依頼することをおすすめします。

そうすると、事務所規模が大きくなった際も、状況に合わせて臨機応変にSEO対策が行えます。

行政書士業務関連のお役立ち記事を更新する

SEO対策はお客様の悩みに答える記事を作ることが重要なので、行政書士に関するお役立ち記事を更新することも施策のひとつです。

お役立ち記事を更新すれば、お客様からの信頼を得られるうえにコンテンツが増えるためSEOに効果的です。

記事を作成する際は以下の点を意識すると、検索エンジン上で評価されやすい良質な記事を作成できます。

  • キーワード選定
  • 競合他社の記事分析

「地域名 行政書士 ビザ」「車庫証明 申請方法」など、悩んでいるお客様の悩みを解決できるようなキーワードや、問い合わせにつながるようなキーワードに沿って記事を作成しましょう。

しっかりとSEO対策できる記事を作成するには、競合他社の記事分析も欠かせません。

競合他社の強みやお客様のニーズを浮き彫りにして、どう差別化させるか考えると良質な記事を作れます。

行政書士の先生の名前でもSEO対策する

行政書士事務所だけではなく、行政書士の先生の名前でもSEO対策するとより良いです。

各ページのテキストや記事の作成者などの欄に名前を入れることで権威性が高まり、検索エンジン上で評価されやすくなります。

また、見込み客の目に触れる機会が増えて、認知度向上が期待できます。

特にSNSで情報発信している場合は、先生の名前でSEO対策するとより効果的です。

行政書士事務所のホームページとして専門性を高める

行政書士の業務内容は多岐に渡るため、どの業務に専門性があるか意識してホームページを作ると、ニーズに合った見込み客の目にとまりやすくなります。

Googleの検索品質評価ガイドラインによると、SEO対策にはEEAT(経験・専門性・権威性・信頼性)が大切です。

そのため、プロフィールで以下の内容を掲載するとSEO対策に効果的です。

  • 経歴
  • 資格
  • 実績

中には「行政書士事務所を開業してからまだ間もないため、経歴や実績があまりない」と不安に感じる方もいるでしょう。

過去の実績がない場合は、現在や未来の方向性や価値観を明確にしてプロフィール文を書けば問題ありません。

実績は今後業務をする中で作り、随時プロフィールを更新していきましょう。

他社から被リンクをもらう

他社サイトから自社サイトへの被リンクを獲得することも、SEO施策のひとつです。

被リンクとは、他のサイトが「詳しくはこちらのサイトをみてください」などとサイトをURLつきで紹介することです。

Googleは、他のページから情報源としてサイトがどれだけ紹介されているかを分析し、紹介数が多いものを重要なホームページとみなす傾向があります。

そのため、可能であれば、他の士業事務所や法人の顧客のホームページなどから被リンクをもらえるように働きかけてみましょう。

行政書士事務所がSEO対策するメリット・デメリット

行政書士事務所にとってSEO対策は大切なものですが、メリットとデメリットがあると理解したうえで活用しなければ、うまく集客に活かせません。

そこで、行政書士事務所がSEO対策をするメリット・デメリットを紹介します。

メリット

行政書士事務所がSEO対策をして得られるメリットは、以下の3つです。

  • 見込み客の集客が見込める
  • 継続的にWeb集客できる
  • 広告費を削減できる

それぞれ具体的に見ていきましょう。

見込み客の集客が見込める

SEO対策をすると、行政書士に関連する悩みを持っているものの、相談先をまだ決めていない方にアプローチできます。

たとえば「行政書士 建築許可」と見込み客が検索すると想定して、キーワードに関するお役立ち記事を作っておくとします。

見込み客は検索したときにお役立ち記事が目にとまり、そのままホームページへアクセスしてくれる可能性が高くなるでしょう。

このように、自分の事務所を知らない人にも知ってもらい、顧客になってもらえる可能性があるのがSEO対策の強みです。

継続的にWeb集客できるようになる

ホームページを作ってSEO対策を行い、検索結果で上位表示されると、安定的に集客できる状態を作れます。

検索上位1位になると、全体の28.5%の人がサイトに訪れると言われています。

例えば月に1,000件検索されるキーワードで1位になったとすると、約300人の人がホームページに訪れる計算です。

Googleの評価基準が大きく変わらない限り、少しメンテナンスするだけで集客し続けられるのがSEO対策のメリットです。

広告費を削減できる

SEO対策は、リスティング広告と比較すると中長期的に費用効果が高いので、広告費削減につながります。

リスティング広告とは、検索したキーワードに連動して検索結果の上部もしくは下部に表示される広告です。

リステティング広告は配信を停止すると広告が表示されなくなるため、広告費を払い続けなければなりません。

一方でSEO対策は、コンテンツの更新自体に費用はかからないため、広告費をかけなくても集客できます。

デメリット

SEO対策は集客効果が期待できますが、デメリットの存在も忘れてはいけません。

  • 短期間でアクセス数や集客数を伸ばすのは難しい
  • 必ずしも上位表示できるとは限らない

デメリットを具体的に見ていきましょう。

短期間でアクセス数や集客数を伸ばすのは難しい

SEO対策をおこなっても、アクセス数や集客数がすぐに伸びるわけではありません。

SEO対策の効果が出るまでの期間は、最低でも半年以上かかるといわれています。

Ahrefsによる研究」によると、10位以内に表示されているサイトの運営機関は、平均して2年以上です。

10位以内に入っているホームページのうち、1年以内に制作されたものは22%となっています。

したがって中長期的な目線で、定期的にホームページ内のコンテンツの更新をしてホームページを育てましょう。

必ずしも上位表示できるとは限らない

SEO対策をおこなったからといって、必ずしも上位表示できるとは限りません。

GoogleはSEO対策に必要な施策の大部分は公表しているものの、細かい点については非公開にしています。

また、確実なSEO対策をおこなうのは不可能なので、必ず上位表示されるという保証はありません。

しかし、Googleはユーザー目線を第一にしたコンテンツを評価するのは確実なので、優良なコンテンツを作り運用し続けることが大切です。

SEOだけでなくMEOやWeb広告も活用しよう

行政書士事務所の集客には、SEO対策と並行してMEO対策やWeb広告も行うとさらに効果的です。

MEO対策とはGoogleマップに登録された施設を上位にあげるための施策で、「地域名+行政書士事務所」などの検索結果で表示されやすくなります。

口コミや位置情報が表示されるので集客効果があるものの、悪い口コミが書かれると見込み客が依頼をためらう恐れがあるので注意が必要です。

Web広告は、掲載手続きが完了すれば即日上位に表示されるため短期的な集客効果が得られます。

ただし、Web広告はクリック数や表示回数に応じて費用がかかる点を頭に入れておきましょう。

行政書士事務所がSEO対策するときの注意点

SEO対策をおこなってより効果を出すために、次の2点には気を付けてください。

  • ホームページ制作時からSEO対策する
  • 他社からコピペをしない

上記を守らないといつまでもSEO対策の結果が出ない恐れがあるので、しっかりとチェックしましょう。

ホームページ制作時からSEO対策するのが理想的

SEO対策は、行政書士事務所にとって最適なページ階層になるようにサイトを設計することが大切です。

ホームページを立ち上げた後に構造を変えるのは大変なので、サイト制作時からしっかりと整理してホームページを作りましょう。

また、ページ表示が遅いと検索者は離れてしまい、Googleからの評価が下がる傾向があります。

そのため、ホームページを作る段階からページの表示速度も考慮するのが理想的です。

他社からパクるのはNG!

他社のホームページに記載されているテキストをコピーして使用するのは厳禁です。

Googleは、独自のコンテンツで検索者に付加価値を提供するホームページを評価します。

一方で、他社サイトをコピーしているホームページは独自性がないため、ペナルティを与えます。

ペナルティを受けると、検索してもホームページが表示されなくなるため、インターネットで集客したい方にとって致命的です。

どんなに良いホームページを制作してもペナルティを受けたら台無しになるため、引用以外でテキストをコピーしてはいけません。

「UTSUWA」が行う行政書士事務所のSEO対策事例

士業専門のホームページ制作「UTSUWA」が行うSEO対策事例を紹介します。

弊社は10年以上も士業のWeb活用に携わってきたノウハウを詰め込んで、ホームページ制作を行っています。

行政書士事務所を開業したばかりの方も、開業して3〜5年ほど経った方も、インターネットで集客したい方はぜひ参考にしてください。

また、弊社ではSEO対策だけでなく、Web広告の設定サポートも行っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

行政書士事務所に最適なサイト設計

弊社は、行政書士事務所のホームページ制作実績が豊富なため、行政書士事務所に最適なサイト設計を熟知しています。

10年以上も多くの士業のお客様の声を聞いて改善・提案をしながら士業のWeb活用を繰り返してきました。

長きにわたる経験とノウハウを詰め込んだホームページを提供しているので、行政書士事務所に最適なサイト設計はお任せください。

地域名によるSEO対策

弊社は、行政書士事務所の規模に合わせたSEO対策が行えるように、制作段階から考えてホームページを作っています。

開業初期の頃は特定の地域名のSEO、地域SEOで効果が出たら複数地域、その次は全国SEOと、段階別に地域名によるSEO対策が可能です。

地域名によって集客方法やホームページの活用方法が異なりますが、どの規模でも対応できるのが器の強みです。

業務の延長線上で無理なくできるSEO対策

SEO対策をするにはホームページ制作後の運用が大切とはいえ、日々の業務と並行しながら施策を行うのは難しいですよね。

弊社ではお客様の声や解決事例を活用して、業務の延長線上で無理なくSEO対策を行える仕組みを構築します。

他にもホームページの活用方法や改善方法などのサポートを提供しており、ホームページ制作後のことも考えて対応いたします。

開業初期でも魅力的に仕上がるプロフィール作成

プロフィールをホームページに掲載すると、権威性や信頼性が向上してGoogleから良い評価を得られてSEO対策に効果的です。

弊社は、プロフィール作成サポートも行っております。

開業したばかりの新人士業の方からもご依頼をいただいているため、「開業初期で実績がなくてプロフィールが書けない」と悩んでいる方もご安心ください。

士業のホームページ制作のノウハウを活かしたアドバイスや、仕事を獲得できるプロフィール作成のサポートを行います。

行政書士事務所のSEO対策でお困りの方は「UTSUWA」にご相談ください

悩み事がある方はインターネットで情報収集するため、行政書士事務所の集客とSEO対策は非常に相性が良いです。

SEO対策は検索者のニーズを満たすコンテンツを作ることが大切ですが、「開業したてで忙しく、ホームページを運用する余裕がない」と不安な方もいるでしょう。

弊社は、行政書士としての本業をしながら無理なくSEO対策できるホームページを制作しております。

SEOと並行してWeb広告も活用したい場合は、Web広告設定サポートを承っております。

行政書士事務所のホームページの制作実績も豊富なので、まずはお気軽にご相談ください。

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