顧客から紹介をもらうにしても、銀行からお金を借りるにしても、ホームページが無いと始まらないので作ることは必須ですが、問題は開業時に作るホームページにどれくらいコストを掛けるかですよね。
その際の考え方ですが、将来につながるホームページを作るならお金を掛け、とりあえずのホームページであれば無料テンプレートで充分です。
将来につながるホームページとは「代表プロフィール」「事務所概要」「サービス紹介」などの最低限のページだけではなく、「SEO対策用記事の投稿」と「仕事の解決事例の投稿」が自分でできる機能があるものです。料金の相場としては、10万円~30万円程度という感じです。
ホームページはコツコツと更新していくと資産になります。
「開業直後、アナログ営業メインだから今はまだいいや」とホームページを作らず、3年後に事業が軌道に乗って「そろそろホームページを作ろうかな」と思った時に、開業直後からコツコツ更新している人と、3年後から作る人ではホームページの集客力に大きな差が開いています。
例えば、毎月5件の解決事例を投稿していたら、3年後は180件の解決事例がホームページに掲載されています。毎週1本のSEO対策記事を投稿していたら、3年後は624本の記事がホームページに掲載されています。
それを3年後にゼロからホームページ制作して追いつくことはほぼ無理です。結局、コツコツが最強なんですよね。
それと、開業後は忙しくてホームページを充実させる時間が確保ができない士業さんが多いので、もしあなたがまだ開業前なのであれば、開業してからホームページを作るよりも、開業前のサラリーマン時代に安定収入がある中でホームページの内容を充実させてから開業した方が絶対に良いです。
試験合格後から開業までに間は、実務を一生懸命学ぶと思います。その際の知識や学びを一般の人向けのお役立ち記事としてコツコツ投稿し、開業時には最低30記事以上ある状態になっているのが理想だと思います。