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士業向け独自ドメイン取得ガイド:事務所ホームページ制作時の注意点

  • 投稿:2024年08月07日
  • 更新:2024年08月08日
士業向け独自ドメイン取得ガイド:事務所ホームページ制作時の注意点

士業事務所のホームページ制作において独自ドメインの取得は不可欠です。この記事では、士業に最適なドメイン選びや取得手順、SEO効果を高める統合方法を詳しく解説します。

士業事務所のための独自ドメイン入門

ドメインとは、インターネット上でホームページの住所となるURLのことです。ドメインには大きく分けて、共有ドメインと独自ドメインの2種類があります。

共有ドメインと独自ドメインの違い

共有ドメインは、アメーバブログなどのサービスを利用する場合に割り当てられるもので、「ameblo.jp/◯◯◯◯」のように、サービス提供元のドメインが含まれます。

一方で、独自ドメインは、あなただけの固有の文字列を用いてホームページのURLを作成できます。例えば、弊社であれば「good-up.co.jp」という独自ドメインを取得し、ホームページを運用しています。

独自ドメイン取得の必要性

事業としてビジネスを行う場合、士業事務所も含めて独自ドメインを取得すべきです。独自ドメインを持つことで、「ちゃんとした事業をしている」という印象を与えることができます。

たとえば、法律事務所のホームページがアメブロで作られていた場合、「この事務所は独自ドメインも持っていないが、大丈夫なのだろうか?儲かっていないのだろうか?」といった不安を与える可能性があります。独自ドメインを持っているかどうかで、事務所の信頼性に対する印象が大きく異なることがあります。

独自ドメインのコストと価値

独自ドメインを取得するコストは年間数千円程度です。この少額な投資で、マイナスの印象を回避できるため、独自ドメインは必ず取得する必要があると言えます。士業事務所にとっても、信頼性を高め、プロフェッショナルな印象を与えるために、独自ドメインの取得は重要なステップです。

独自ドメインについて「よくわからないから、要するにどうしたらよいの?」という方は、「.com」で「できるだけ短く」を意識すれば無難です。

文字列は「office-◯◯.com」などは士業事務所さんが使いやすいと思います。

グットアップ榎本

グットアップ
榎本

どのようなドメイン名が士業事務所に適しているか

士業事務所のために独自ドメインを選ぶ際には、ドメインの種類や選び方に注意が必要です。以下に、士業事務所に適したドメイン名の選び方を解説します。

ドメインの種類と選び方

独自ドメインには「.com」や「.co.jp」など、様々な種類があります。どのドメインを使用してもホームページの運用は可能ですが、それぞれのドメインには意味があるため、それを踏まえて取得することが重要です。

  • .com: 商業用サイトで最も一般的なドメインで、個人事務所や法人を問わず広く利用されています。
  • .co.jp: 日本の法人専用ドメインで、信頼性が高いとされています。法人であればこちらの取得を考えると良いでしょう。
  • .or.jp: 非営利法人や公益法人向けのドメインで、これも法人専用です。

個人事務所の場合は、第一候補になるのは「.com」だと思います。もし「.com」ではドメイン取得できない場合は、「.net」など別ドメインで取得する場合もあります。

法人士業事務所の場合は、「.co.jp」や「.or.jp」など、法人しか取得できないドメインを使うことで、法人であることが一目でわかり、「しっかり運営している」という印象を与えられます。

独自ドメイン名の選び方

独自ドメイン取得時には、「◯◯◯◯.com」の「◯◯◯◯」の部分を好きな文字列で取得できます。ただし、既に他事務所が取得済の場合は重複できません。「◯◯◯◯」の部分は自由に選べます。

ただし、ドメイン取得後は、そのドメインでメールアドレスを作成します。例えば、「info@◯◯◯.com」のような感じです。メアドが長いと名刺に記載したり、顧客に口頭で教える時に大変なので、できれば短い方が望ましいです。

ただし、メールアドレス作成やお客様の入力しやすさ、覚えやすさを考慮して、あまり長すぎる文字列は避ける方が良いでしょう。ドメイン取得後は、そのドメインでメールアドレスを作成します。例えば、「info@◯◯◯.com」のような感じです。メアドが長いと名刺に記載したり、顧客に口頭で教える時に大変なので、できれば短い方が望ましいです。

日本語ドメインもあります。「◯◯◯◯」の部分を英字で取得するのが基本ですが、「グットアップ.com」のような日本語ドメインを取得することも可能です。しかし、日本語ドメインは一見見やすいものの、「メールアドレスに日本語ドメインが使えない」「英語ドメインに変換するとすごいことになる」「サーバーによっては日本語ドメインが使えない」などのデメリットがあるため、ビジネスでの使用はオススメしません。

ドメインの変更と注意点

ドメイン名は一度取得すると後で変更できません。文字列を変えたい場合は再取得が必要です。

開業初期はできるだけ固定費を抑えるためにドメイン取得をせず、Gmailなどフリーメールを使う人も多くいます。ただ、その状態で3年ほど経過して、いざホームページ作成で独自ドメイン取得した際に、既に多くの取引先とGmailでやりとりしているので、今さらメールアドレスを変更するのは大変・・・という問題が発生することが割とあります。

そのため、最初にドメインを取得する際は慎重に選ぶことが重要です。

ドメインとSEO(Google検索対策)

Google検索はドメインは使用年数が長いほどドメインの信頼性が高いと評価します。そのため、そのため、集客的な意味でもなるべく早めに取得しておいた方がよいでしょう。

以上のポイントを考慮し、士業事務所に適したドメイン名を選ぶことで、信頼性を高め、ビジネスを円滑に進めることができます。

ドメインとは今後長い付き合いになりますので、ぜひしっかりと検討して取得されることをオススメします。

グットアップ榎本

グットアップ
榎本

独自ドメインの取得プロセス

独自ドメインを取得するには、「お名前.com」や「ムームードメイン」などのドメイン取得専用サービスを利用します。また、「エックスサーバー」などのレンタルサーバー業者もドメイン取得を提供しています。どのサービスでドメインを取得しても、ドメインの機能に違いはありません。

サービスを選ぶ際のポイントは、アフターフォローがしっかりしていることです。特に、電話サポートが充実しているところがおすすめです。士業の方にとって、ドメインや技術的な問題は馴染みが薄いことが多く、トラブル時に専門家に相談できる環境が重要です。「お名前.com」や「エックスサーバー」は国内シェアが高く、サポートがしっかりしている印象があるため、多くの利用者に選ばれています。

個人的には「エックスドメイン」がオススメで、理由は高機能なレンタルサーバーも借りることができるため、将来サーバーが必要になった場合に便利だからです。

ドメイン取得の手順

まず、取得したいドメイン名を決め、ドメイン取得サービスのウェブサイトで希望するドメイン名が利用可能かを確認します。ドメインの取得費用は年間数千円程度ですが、取得するドメインによって金額が異なり、人気のあるドメインは価格が高くなることがあります。また、ドメイン単体で売買されることもあります。

注意点

一部のドメイン取得サービスでは「無料で永久使い放題」といった案内があることがありますが、これには「サーバーを契約すると」などの条件が付いている場合が多いため注意が必要です。不要なサービスを申し込まないように、契約内容をよく確認してください。

独自ドメインの取得は、士業事務所の信頼性を高め、プロフェッショナルな印象を与えるために重要です。適切なサービスを選んでドメインを取得することをおすすめします。

独自ドメイン取得後の活用方法

独自ドメインを取得した後は、そのドメインを利用して「ホームページ」と「メールアドレス」が使えるようにします。

レンタルサーバーの契約

まず、レンタルサーバーを契約し、取得した独自ドメインとサーバーを紐づけます。レンタルサーバーは、ホームページをインターネット上に公開するために必要なスペースを提供するもので、独自ドメインが「住所」に相当するなら、サーバーはその「家」にあたります。サーバーにホームページのデータを置くことで、ドメインを使ってそのホームページにアクセスできるようになります。

レンタルサーバー業者は数多く存在し、それぞれに特徴があります。業者を選ぶ際は、自分のニーズに合ったサービスを選ぶことが重要です。おすすめは「エックスサーバー」です。エックスサーバーは国内シェアナンバーワンで、電話サポートが充実しているため、初心者でも安心して利用できます。また、WordPressでのホームページ運用に力を入れており、豊富な機能と安定したサービスを提供しています。

ちなみに、弊社では「mixhost」というレンタルサーバーを契約しています。mixhostはWordPressに強く、非常に高速で、SEOで上位表示されやすいとされています。ただし、電話サポートがなく、メールでのサポートのみであるため、ある程度詳しくないと使いこなすのが難しいです。そのため、初心者の方にはエックスサーバーなどのメジャーなサーバーサービスがオススメです。

Webサーバーとメールサーバー

「サーバーを契約」と一言で言っていますが、その中身はホームページ用の「Webサーバー」とメール用の「メールサーバー」を契約することを指します。一般的なレンタルサーバーサービスは、Webサーバーとメールサーバーの両方を含んでいます。そのため、独自ドメインを利用してホームページの運営だけでなく、メールアドレスも作成できるようになります。

もしホームページは不要で、メールだけ独自ドメインで使いたい場合は、メールサーバーのみ契約することも可能です。例えば、「お名前.com」の「お名前メール」では、メールサーバーのみの契約ができ、非常に安価です。

メールアドレスの作成

レンタルサーバーを契約することで、独自ドメインを利用したメールアドレスを作成できます。これは、ドメインに紐づけられた「ポスト」として機能し、プロフェッショナルな印象を与えるために役立ちます。例えば、info@yourdomain.com のようなメールアドレスを作成することで、ビジネスの信頼性を高めることができます。メールアドレスの設定は、サーバーの管理画面から簡単に行えることが多く、複数のメールアドレスを作成して用途ごとに使い分けることも可能です。

このように、独自ドメインを取得した後は、適切なレンタルサーバーを契約し、ホームページやメールアドレスを活用することで、事業の信頼性とプロフェッショナルなイメージを確立することができます。

ホームページ制作会社に依頼する場合

ホームページ制作を外部の専門会社に依頼することで、プロフェッショナルなウェブサイトを作成することが可能です。その際、以下の点に注意することが重要です。

ドメイン取得とサーバー契約のサポート

ホームページ制作会社に制作を依頼する場合、多くの会社がドメイン取得やサーバー契約についてもサポートを提供しています。制作会社は、ウェブサイトの設計や開発だけでなく、これらの技術的な手続きを含めたトータルサービスを行っていることが多いです。

もしまだ独自ドメインを取得していない場合は、まずホームページ制作会社に相談するのがおすすめです。制作会社は、適切なドメインの選び方や取得の手続き、さらに最適なサーバーの選定などについてアドバイスしてくれます。

会社ごとのルールと確認事項

ホームページ制作会社によって、ドメイン取得やレンタルサーバー契約に関するルールやポリシーが異なる場合があります。そのため、ホームページ制作の相談をする際には、以下の点を確認すると良いでしょう。

  • ドメインの所有権: 取得するドメインの所有権が誰に帰属するのか確認します。通常は、クライアント側が所有権を持つことが望ましいです。
  • サーバー契約の詳細: 提供されるサーバーの種類やサービス内容について確認します。特に、サーバーのパフォーマンスやサポート体制について詳細を把握しておくことが重要です。
  • 費用に含まれるサービス: ドメイン取得やサーバー契約に関する費用がどこまで含まれているのかを確認します。隠れた費用が発生しないように、明確な契約内容を確認することが重要です。
  • アフターサポート: サイト公開後のアフターサポートがどの程度提供されるかについても確認しましょう。公開後のトラブルやメンテナンス対応をスムーズに行えるかが重要です。

これらの点をクリアにしておくことで、ホームページ制作会社との連携がスムーズになり、納得のいくウェブサイトを完成させることができます。プロに任せることで、より質の高いサイトを構築し、ビジネスの信頼性を高めることができるでしょう。

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