株式会社グットアップ代表取締役|士業WEB支援歴10年|WEBマーケ著書3冊|社労士(~2013年)|人生を変える、士業ホームページ制作|「あなたブランド」で選ばれる士業へ|静岡県→東京→長野県→東京→現在は静岡県在住|ポメラニアンとマルチーズ飼い。
[マーケティング]
士業のための解決事例作成ガイド:ブランディングとSEO強化の秘訣
- 投稿:2024年12月20日
- 更新:2024年12月25日
士業のホームページ運営において、「解決事例」の作成はブランディングとSEO対策において非常に効果的です。
本記事では、解決事例を書く際のポイントや、専用のBOTを活用して効率的に記事を作成する方法について詳しく解説します。解決事例の習慣的な投稿を通じて、ホームページの価値を高めましょう。
解決事例の重要性
解決事例は、士業のホームページ運営において重要な役割を果たします。特に、以下の3つの効果が期待できます。
ブランディング効果
ホームページに多くの解決事例が掲載されていると、「こんなにたくさんの事例を解決しているなら信頼できる」と閲覧者に感じてもらえます。また、サイト内に自分の悩みと同じような事例があれば、「自分の悩みも解決してもらえそうだ」と期待感を持ってもらえます。このように、解決事例は士業の専門性や信頼性を効果的にアピールするためのコンテンツです。
ロングテールSEOの効果
解決事例は、ロングテールキーワードを狙ったSEO対策にも適しています。例えば、「遺言書がない場合の相続登記の事例(東京都練馬区)」のように、「サービス名」「地域名」「悩みの概要」を含むタイトルをつけることで、特定のキーワードで検索されやすくなります。
士業の多くは、地名を含むキーワードで検索されるケースが多いものの、トップページをそのような検索結果で上位表示させるのは難しいことがあります。しかし、複数の解決事例を作成することで、提供エリア全域での検索上位表示も狙えるようになります。
インデックス登録によるサイト全体のSEO強化
SEOでは、サイト全体の強さが非常に重要です。どれほど優れた記事を書いても、サイト全体が弱ければ上位表示されにくくなります。そのためには、Googleのデータベースにインデックス登録されたページ数を増やす必要があります。
解決事例は、独自性の高い記事を簡単に作成できるため、自然とインデックス登録されるページを増やすことができます。これにより、サイト全体の評価が高まり、検索エンジンで上位表示されやすい強いサイトを構築することが可能になります。
解決事例の基本構成
グッドアップでは、効果的な解決事例を作成するために、以下の6つの要素を含める構成を推奨しています。
- タイトル
- 顧客概要
- 概要文
- 依頼の経緯
- 担当者コメント
- お客様コメント
①タイトル:検索されやすく、内容が一目でわかるものに
タイトルには、業務名や地名を含め、具体的でわかりやすい表現を心掛けましょう。たとえば「遺産分割協議書作成で感情的対立を解消(東京都/練馬区)」のように、閲覧者が検索しやすいキーワードを含めることがポイントです。
②顧客の概要
依頼者の属性や背景を簡潔に紹介します。個人客の場合はイニシャル、年齢、性別、住まいなどを記載します。法人客の場合は業種、規模、地域などを含めると、読み手が具体的なイメージを持ちやすくなります。書ける範囲でできるだけ詳しく記載することがポイントです。
③案件の概要
案件の全体像や解決までの流れを簡潔にまとめます。詳細を記載する前に、全体像を理解してもらうための要約的な内容を盛り込むのが効果的です。
④依頼の経緯
依頼者が抱えていた問題や相談に至った経緯を詳述します。
たとえば「実家の不動産を次世代に残したいと考えていた一方で、妹と弟はそれぞれ異なる意見を持っており、家族間で意見が対立していた」といった内容を記載すると、閲覧者が自身の状況に重ねてイメージしやすくなります。
⑤担当者コメント
問題解決のプロセスや工夫した点を、専門家の視点で解説します。この部分では、専門性をアピールするとともに、信頼感を高める役割があります。
たとえば「法的観点からメモの効力について説明し、相続人全員の納得を得られるよう、冷静な話し合いを促した」といった具体的な手法を記載すると良いでしょう。
⑥お客様コメント
依頼者からの感想やフィードバックを掲載します。解決後の感謝や満足度を伝えることで、信頼性と親近感を高める効果があります。
解決事例のサンプル
上記を踏まえた上で作成した解決事例はこちらです。
実績がまだ少ない場合は「モデル事例」として投稿するのがオススメです。その場合は必ず「※この事例はモデルケースです」などと注釈を書き、虚偽の内容は避けて誠実な情報提供を心掛けてください。
投稿後のインデックス化と習慣化の重要性
解決事例をホームページに投稿した後は、インデックス登録と投稿の習慣化が重要です。これらを徹底することで、検索エンジンからの評価が高まり、サイト全体の集客力が向上します。
インデックス登録で検索エンジンに認識される
投稿した解決事例は、Googleサーチコンソールを活用してインデックス登録を行いましょう。サーチコンソールにURLを登録することで、検索エンジンに迅速に認識されやすくなります。これにより、新しい事例が早期に検索結果に表示される可能性が高まり、アクセスの増加が期待できます。
投稿を習慣化し、ホームページを育てる
解決事例の投稿を習慣化するためには、案件が完了したら、事例として投稿するまでを業務プロセスに組み込むことがポイントです。この流れをルーティン化することで、自然と定期的な投稿ができるようになります。日々の業務の中で無理なく投稿作業を行える環境を整えることが重要です。
こうしてコツコツと事例を投稿することで、ホームページのコンテンツが充実し、検索エンジンからの評価が高まります。
まとめ
解決事例の作成は、士業のホームページ運営において欠かせない要素です。具体的な事例を通じて専門性や信頼性を伝えることで、訪問者の共感を得られるだけでなく、SEO効果を高めることも可能です。
効果的な解決事例を作成するためには、グッドアップが推奨する基本構成を取り入れ、顧客概要や担当者コメントなどの要素を的確に盛り込むことが重要です。また、Googleサーチコンソールを活用したインデックス登録や、案件完了後に投稿を業務の一環とすることで、解決事例の投稿を習慣化する仕組みを整えましょう。
継続的な投稿を通じて、ホームページのコンテンツを充実させ、信頼性とSEO効果を向上させることが士業の成功に直結します。その際、解決事例作成BOTを活用すれば、効率的に質の高い事例を作成することが可能です。ぜひこれらのポイントを押さえて、解決事例をコツコツと投稿し、ホームページを育てていきましょう。
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