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[マーケティング]

士業事務所に効果的なMEO対策5つ紹介!Web集客するためのポイントは?

  • 投稿:2023年07月14日
  • 更新:2024年07月29日
士業事務所に効果的なMEO対策5つ紹介!Web集客するためのポイントは?

士業事務所を運営するにあたり、集客で悩まれている方は多くいらっしゃると思います。

開業した地域を対象に集客したいときは、MEO対策が効果的です。

しかし、そもそもMEO対策として具体的に何をすればよいかわからず、一歩踏み出せていない方も多いでしょう。

この記事では、士業のWEB活用に10年以上携わってきた経験をもとに、MEOの基礎知識と士業事務所が簡単にできるMEO対策を解説します。

知識がなくても基本的なMEO対策ができるように解説するので、これから集客の地盤を作っていきたい士業の方は、ぜひ参考にしてください。

士業が地域でWeb集客するにはMEOが効果的

これから士業を開業するにあたり、まずは事務所周辺の地域から集客したいと考えている方にはMEOが効果的です。

MEOとは、Google MAPを対象とした検索エンジンです。

特定地域や場所に関連するキーワードを検索した際に表示されることから、ローカルSEOとも呼ばれます。

MEO対策をした場合に上位表示に反映されるページの例

たとえば「司法書士事務所 渋谷」と検索すると、渋谷にある司法書士事務所が地図と共に検索結果で表示されます。

MEOの検索結果はさまざまな表示形式がありますが、SEO対策をして表示される部分よりも上部に表示されるため、目に留まりやすい点がメリットです。

特定の地域で士業事務所を探している方に事務所の存在をアプローチできるため、地域で集客したいと考えている方はMEOを検討してみてはいかがでしょうか。

士業のWeb集客とMEOの相性がよい理由

士業事務所のWeb集客とMEOの相性がよい理由は、以下の4つです。

  • 競合が少ない
  • 地域密着のサービスに強い
  • 無料で簡単に始められる
  • 実店舗と相性がよい

それでは、なぜ士業のWeb集客とMEO対策の相性がよいのか具体的な理由を見ていきましょう。

競合が少ない

士業はWeb施策を用いてインターネットで露出度を高めている事例が、他の業種と比べると非常に少ないのが特徴です。

くわえて、MEOは対象地域が限られています。

例えば司法書士事務所を探す場合、地域を絞らずに検索すると規模の大きい司法書士法人が数多くあって、開業したばかりの事務所が同じ土俵で戦うのは難しいですよね。

一方で、MEO対策によって集客する地域を絞り込むと、地域によっては有名な司法書士法人がなく、競合の数も少なくなります。

つまり、同じ土俵で戦う事務所が少なくなるため、特別なスキルがなくても上位表示させるのは難しくありません。

現在、士業のMEOは、地域によってはブルーオーシャンに近いところもあります。

集客で結果を出したい方は、競合が少ないうちにMEO対策を積極的に取り入れましょう。

地域密着のサービスに強い

MEOは「〇〇+地域名」という検索を行った際に、自分の店舗情報を表示する集客手法のため、地域密着型の士業事務所を運営するのに最適です。

士業事務所を探す際は知り合いの士業に依頼する方が多いですが、知り合いに士業がいない場合は自宅や会社から近い士業事務所を利用します。

ユーザーは「士業名+地域名」で検索して士業事務所を探すため、MEO対策をすると、見込み客の目に止まる機会を増やせるでしょう。

さらに、ローカルSEOの検索結果は事務所の場所だけでなく、電話番号や写真も表示されるので、見込み客がその場で予約や問い合わせをする手段としても有効です

まずは地域周辺で集客をしたいと考えている方とMEO対策は相性が抜群です。

無料で簡単に始められる

士業とMEO対策の相性がよい理由として、無料で簡単に始められる点も挙げられます。

MEOを表示させるために必要な作業は、Googleビジネスプロフィールという無料のツールでアカウントを作成するだけです。

MEO対策を業者に依頼すると、月5万円以内程度の費用がかかりますが、自分ですればMEO対策の導入経費は0円です。

Google MAP経由の問い合わせから契約に繋がれば、費用対効果の高さを実感できます。

また、後ほどこの記事でもGoogleビジネスプロフィールの登録方法をお伝えしますが、方法はとてもシンプルです。

無料で簡単に始められるので、まだ開業したてで予算や時間があまり確保できない方は、MEO対策を検討してみてください。

複数のキーワードで対策できる

Googleマイビジネスで設定できるキーワードは自由です。

複数のキーワードを同時に狙って、集客を促せます。

士業事務所のWeb集客に最適なキーワードは、「士業名+地域名」や「ニーズ+地域名」などさまざまあります。

例えば「行政書士+地域名」「司法書士+地域名」だけでなく、「遺産分割+地域名」や「法律相談+地域名」など士業の業務内容に関連したキーワードも考えられます。

検索数に関わらずいろいろなキーワードを試してみて、あなたの事務所と相性の良いキーワードを探っていくのも良いでしょう。

簡単にできる士業のMEO対策

MEO対策は、Googleプロフィールがあれば無料で始められるうえに、特別なスキルがなくてもおこなえます。

具体的な施策は以下のとおりです。

  • Googleビジネスプロフィールに登録する
  • 動画や写真を追加する
  • 口コミを活用する
  • 投稿機能を活用する
  • NAPを統一させる

簡単にできるMEO対策の方法を見ていきましょう。

Googleビジネスプロフィールに登録する

Googleビジネスプロフィールは、Googleのサービス上に事務所情報を表示・管理できるツールです。

まずは、Googleアカウント登録ページからGoogleアカウントを作成しましょう。

すでにGoogleアカウントをお持ちの場合は、そのアカウントを利用できます。

アカウントを作成、もしくはログイン後にプロフィール作成画面に移動します。

Google ビジネスプロフィールの作成を開始する

アカウント作成後にオーナー確認をすると、Googleビジネスプロフィールの編集や情報発信など、さまざまな機能が使えるようになります。

具体的に登録する項目は以下のとおり。

  • 事務所名
  • 住所
  • 電話番号
  • 営業時間
  • WebサイトのURL
  • メインカテゴリ
  • サブカテゴリ
  • 写真など

プロフィールの充実度を表示してくれるので、「プロファイルの強度」を「良好」に近づけることが、MEO対策において大切です。

Googleビジネスプロフィールがないと、そもそもGoogle MAPに事務所が認識されないため、登録は必須です。

Googleが自動的にマップを追加しているときもありますが、自分で手続きしてGoogleビジネスプロフィールに登録すると上位表示されやすいので、登録しておきましょう。

動画や写真を追加する

動画や写真はGoogleビジネスプロフィールに登録するときだけでなく、登録後もいつでも追加できます。

動画や写真を追加して、相手に事務所に訪れたときをイメージしてもらうことがMEO対策に繋がるとGoogleは公表しています。

事務所の写真や動画を撮影したときは、Googleビジネスプロフィールにも追加しておきましょう。

管理画面のメニューから「写真を追加」をクリックすると、写真の追加・変更が可能です。

そこで、MEO対策に効果的な写真の枚数や撮り方についてまとめました。

都道府県法人数
(申告普通法人数)
行政書士1人あたりの
申告普通法人数
東京都603,38076.8
大阪府241,53564.7
神奈川県179,54055.3
愛知県158,78148.0
埼玉県133,75751.9
北海道112,22057.8
千葉県107,43347.1
福岡県103,86459.6
兵庫県101,74351.3
静岡県71,11945.6
広島県59,50849.2
京都府58,06760.7
茨城県47,65239.3
宮城県42,01940.1
長野県41,52641.4
岐阜県39,90445.0
群馬県39,61335.5
岡山県38,85948.0
新潟県38,72042.0
栃木県37,78141.5
福島県37,41348.9
熊本県35,61952.5
鹿児島県30,53636.2
三重県29,92140.7
愛媛県28,11449.7
沖縄県27,17361.9
石川県23,55059.0
大分県23,50561.7
香川県22,18851.5
山口県22,11245.1
滋賀県21,14541.2
長崎県21,07249.9
宮崎県20,28339.6
奈良県20,08042.0
富山県19,40047.8
青森県19,33052.7
岩手県17,86044.0
山形県17,85943.5
福井県16,49050.1
山梨県16,21942.6
徳島県15,74246.9
和歌山県15,49344.1
秋田県15,17349.7
佐賀県12,21146.8
高知県12,01245.8
島根県11,06540.7
鳥取県9,49142.6

Googleは「事務所の外観やスタッフの写真を少なくとも3枚以上追加すると良い」と公表しています。

写真を追加すればMEO対策だけでなく、見込み客に安心感を与えられるので、ポイントを抑えて撮影しましょう。

口コミを活用する

口コミの活用も、MEO対策に効果的です。

ローカル検索マーケティング会社のUberallの調査によると、Googleビジネスプロフィールの評価が3.5から3.7に変化すると、コンバージョン数が大幅に増加すると発表しています。

コンバージョン数とは、サイトに訪れたユーザーが資料請求や問い合わせなどの行動を取った数です。

つまり、Googleで★3.7以上の評価があると、MEO対策による集客数アップが期待できます。

口コミ投稿用のURLはGoogleプロフィールから発行できるので、口コミを投稿してもらえるよう働きかけてみるのも1つの方法です。

また、Uberallの調査によると、寄せられた口コミの3分の1以上に返信すると、コンバージョン率が80%アップする可能性があるというデータもあります。

口コミがついた際は返信すると、口コミを見た見込み客に丁寧な印象を与え、安心感にもつながるでしょう。

投稿機能を活用する

Googleビジネスプロフィールの投稿機能は、Google MAP検索の項目にあるビジネス情報の中で最も大きく表示され、見込み客の目に止まりやすい項目です。

Googleビジネスプロフィールの設定画面の「最新情報を追加」をクリックすると、投稿できます。

投稿機能には、以下の3種類があります。

  • 最新情報の発信
  • 得点の追加
  • イベントの追加

士業事務所のGoogleビジネスプロフィールを調べると、まだまだ投稿機能を活用している事務所が少ないので、投稿するだけでも他社との差別化になります。

ユーザーからは「活発に運営している事務所だ」と思ってもらえて、信頼性にもつながるでしょう。

普段からTwitterやFacebookなどのSNSを活用している場合は、同じ内容で良いので、Googleビジネスプロフィールにも投稿するとあまり負担をかけずにMEO対策ができます。

NAPを統一させる

MEO対策において、NAPをGoogleプロフィールやSNS、ホームページで統一させることが必須です。

NAPとは以下の項目を指します。

  • Name:事務所名
  • Address:住所
  • Phone:電話番号

ホームページやSNSに記載している住所や電話番号の書き方を、Googleビジネスプロフィールでも統一すると、同じ事務所であるとGoogleに認識されやすくなります。

Googleでの知名度にも影響してくる部分なので、番地の書き方や建物名の有無など細かいところまで統一させましょう。

士業事務所がMEOで集客するためのポイント

士業事務所がMEO対策をして集客力をアップさせる際に、意識したいポイントは以下の3つです。

    • 関連性

    • 距離

    • 視認性の高さ

「距離」に関しては事務所と検索者の距離が近いかどうかを評価するため、対策の仕様がありません。

一方で、「関連性」と「視認性の高さ」は、適切な方法で対策すれば上位表示される可能性が上がります。

関連性と視認性を高めるための具体的な方法を見ていきましょう。

見込み客が検索しそうなキーワードを投稿に盛り込む

関連性を高めるためには、投稿機能の活用が効果的です。

見込み客が求める情報から逆算して検索されそうなキーワードを投稿に盛り込めば、Googleが指標にしている関連性を高められます。

例えば、相続について見込み客が検索すると想定した場合、Googleビジネスプロフィールの「最新情報を追加」から「相続無料相談セミナー受付中」などと発信すれば、関連性の向上が期待できます。

投稿する際は見込み客との関連性を高められるように、業務に関連したキーワードを盛り込んで発信してみましょう。

士業事務所の知名度をあげる

Googleは、視認性の高さ(知名度)がMEOの評価に関わると公表しています。

例えばすでに有名な士業事務所は、Googleでも指名検索されたり、アクセス数が多かったりして知名度の高い事務所と判断されるため、Google MAP上で上位表示されやすいです。

一方で、これから開業する士業事務所はまだ知名度が低いため、MEO対策をしてもすぐに集客効果を実感できません。

知名度に関してGoogleは、口コミの数や評価、SEOでの順位も影響していると公表しています。

そのため、これから士業事務所を開業する方は、まずはMEO以外の集客方法も活用して知名度を伸ばしていくことが大切です。

具体的には、ホームページを作ってSEO対策したり、士業の交流会に参加したりして認知度や人脈を拡大させていくと良いでしょう。

MEO以外の集客方法も活用しよう

MEO対策の効果が出るには、半年〜1年ほどの時間がかかるといわれています。

そのため、MEO対策以外のWeb集客の方法も並行して行うと、見込み客の流入経路が増えて、より集客効果を得られるでしょう。

MEO対策以外にWeb上で士業事務所の集客を図るためには、以下の方法があります。

  • SEO対策
  • WEB広告

2つの施策の具体的な内容を解説します。

SEO対策をする

MEO対策はGoogle MAP上に事務所を上位表示させる方法に対して、SEO対策はGoogleなどの検索エンジンのオーガニック検索でホームページを上位表示させる方法です。

紹介ではなく、自分で士業事務所を探す場合に多くの方は、インターネットで周辺の士業事務所を探します。

そのため「士業名+地名」で検索した際に、自分の事務所のホームページが上位表示されると、問い合わせに繋がるでしょう。

加えて、ホームページが上位表示されると、知名度が高いとGoogleに認識されてMEOも連動する可能性があります。

SEO対策するためにも、まずはホームページを作って、専門分野に関するコンテンツを充実させましょう。

WEB広告を活用する

士業のWEB集客には、広告の活用も効果的です。

WEB広告の中でも、「ローカル検索広告」はMEOと相性が良いのが特徴です。

ローカル検索広告は、Google MAP上に表示させられる広告です。

例えば、渋谷駅の近くにいる人が「司法書士事務所」と検索すると、渋谷駅周辺の司法書士事務所の一覧が表示される部分の最上部にローカル検索広告が表示されます。

​​MEO対策と比較して、ローカル検索広告は以下のメリットがあります。

  • 確実に上位表示できる
  • 集客効果の即効性がある

まずはローカル検索広告で自分の事務所をGoogle MAPの上位に表示させて、地域周辺の集客効果を実感してから、MEO対策をおこなうかどうか判断するのもおすすめです。

クリック課金制の広告でユーザーが反応したときのみ費用が発生するため、最初は1万円程度の予算で始めてみると良いでしょう。

士業事務所のWeb集客ならUTSUWAにご相談ください

MEO対策は特定の地域のみに、自分の事務所をGoogle MAP上で表示するWeb施策です。

開業した地域周辺で集客したい士業事務所にとって、MEO対策は大きな武器になります。

Googleビジネスプロフィールに無料で登録するだけですぐに始められるので、士業事務所を開業したばかりの方も積極的に活用してみましょう。

ただし、MEO対策はすぐに効果が出るとは限らないので、SEO対策や広告の活用も並行して行うと、よりWEB集客の効果を実感できます。

これから士業事務所のホームページを作って集客していこうとお考えの方は、お気軽にUTSUWAにご相談ください。

士業Web集客のご相談なら

小さな士業事務所のWeb集客の仕組み構築|株式会社グットアップ

株式会社グットアップは小さな士業事務所のWeb集客専門のコンサルティング会社です。弁護士・法律事務所、司法書士、行政書士、税理士・会計事務所、社会保険労務士の支援実績が豊富。継続的に仕事の依頼が来るWeb集客の仕組み構築をサポートします。まずはお気軽に無料相談にご連絡ください。

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