株式会社グットアップ代表取締役|士業WEB支援歴10年|WEBマーケ著書3冊|社労士(~2013年)|個人事務所のWeb活用支援が得意|「あなたブランド」で選ばれる士業へ|静岡県→東京→長野県→東京→現在は静岡県在住|ポメラニアンとマルチーズ飼い。
[制作]
士業ホームページ制作業者 選び方の5つのポイント
- 投稿:2023年06月30日
- 更新:2024年07月29日
士業が専門のホームページ制作業者に依頼するメリットは、時間の節約と集客効果です。
まず、自分でホームページを作るとなると、その作業にかかる時間は相当なものです。また、ホームページは作って終わりではなく、作ってからが始まりです。ホームページが完成したあとは多くの人に見てもらえるようにSEO対策やリスティング広告、SNS対策などの集客施策を行う必要がありますが、これを自分で勉強して行うのは現実的ではありません。
そのため、士業のホームページ制作、及び、集客ができるホームページ制作業者を選ぶことは、士業ビジネスを成功させるために非常に重要です。
この記事では、弁護士、司法書士、行政書士、税理士、社労士などの士業がホームページ制作する業者を選ぶ際にチェックすべきポイントを解説します。
目次
士業ホームページ制作の経験と実績を確認しよう
経験と実績を確認しよう
士業のホームページ制作業者を選ぶ際には、その業者の経験と実績を確認することが重要です。過去に制作したホームページのデザインや機能、SEO対策の成果などを確認することで、その業者の実力や信頼性を判断することができます。
業者のホームページでは、必ず「制作実績」でデザイン力を確認しましょう。どれも同じようなデザインしかできない業者に依頼すると、自分らしさを出すことができません。士業は先生自身が商品なので、その印象が良くなるようなデザインは重要です。
また、「支援実績・成果実績」も確認しましょう。ホームページを作る目的は新規顧客の獲得です。そのため、デザインが良いだけではなく、しっかりと仕事につながっているかどうかを確認することが重要です。
HP作成後の集客施策までできる制作会社を選ぼう
ホームページ制作だけでなく、その後の集客施策にも対応できる業者を選ぶと、一貫したマーケティング戦略が立てやすくなります。
例えば、SNSの運用、メールマーケティング、オンライン広告など、ホームページと連携した集客施策を行うことで、より効果的な結果を得ることができます。
集客施策に力を入れることで、ホームページを単なるWEB上のパンフレット・看板的な役割から、24時間顧客獲得してくれる営業マンの役割へと進化させることが可能です。そのためには、制作業者が士業ビジネスモデルと士業WEB集客に深い知識とノウハウを持っていることが重要となります。
ホームページは作って終わりではなく、作ってからが始まりです。例えば、世界一美味しいパン屋があったとしても、誰も知らない山奥に作ったら売れません。それと同じで、良いホームページを作ったら、それをたくさんの人に見てもらうからこそ仕事につながります。
士業ホームページ制作業者の実績を確認する際は、デザインだけではなく、どれだけ仕事につながたのかをチェックすると良いでしょう。
士業ホームページ制作の専門性と知識のレベルをチェックしよう
専門性と知識のレベルをチェックしよう
士業のホームページ制作業者を選ぶ際には、専門性と知識のレベルも重要なポイントです。士業のホームページは、業界特有の要件や法律に基づいた情報を正確に伝える必要があります。そのため、士業のホームページ制作に特化した業者を選ぶことが重要です。
専門性の高い業者は、士業のホームページに必要な機能やデザインの要素を理解しており、適切な提案やアドバイスをしてくれます。また、士業業界の最新のトレンドや法律の変更にも敏感であり、常に最新の情報を把握していることも重要です。
提案型の集客ホームページ制作ができるか確認しよう
ホームページ制作を依頼する際、単に見た目が良いサイトを作るだけでなく、士業のビジネスモデルを深く理解し、それに基づいた提案ができる業者を選ぶことも重要です。
各士業ごとに、提供するサービスやその価値は異なります。そのため、士業のビジネスモデルを理解した上で、それを反映させたホームページ制作を行うことで、訪問者に対してサービスの価値を効果的に伝えることができます。
また、新たな業務で特化ホームページを作りたい場合や、事務所の経営戦略的に営業所を増やしていきたいなど、ビジネスモデルが変化した際に、その変化に合わせてホームページも変更することができる柔軟性も求められます。
このような観点から、1つの手法にこだわっているホームページ制作業者ではなく、状況に合わせたビジネスモデル提案型の集客ホームページ制作が可能な業者を選ぶことをおすすめします。
クライアントの声や評判を確認しよう
士業のホームページ制作業者を選ぶ際には、クライアントの声や評判も重要な参考情報です。実際にその業者と取引したクライアントの声を確認することで、その業者の信頼性や満足度を把握することができます。
クライアントの声は、業者のホームページやSNS、口コミサイトなどで確認することができます。また、業者自体が提供している参考事例やお客様の声なども参考になります。クライアントの声や評判を確認することで、その業者が提供するサービスの品質や対応力を把握し、安心して依頼することができます。
一般的なホームページ制作業者は、ホームページ制作に関しては専門ですが、士業のビジネスモデルや、それに合わせたWEB活用に関しては詳しくありません。士業が集客目的でホームページを作る際は、士業専門のホームページ制作会社に相談されることをオススメします。
士業ホームページ制作の価格や契約条件を比較しよう
士業向けホームページ制作の費用相場を知ろう
シンプルなデザインのものから高度にカスタマイズされたものまで様々で、初期制作費用は数十万円から数百万円というのが一般的な相場です。
仕事につながるホームページを作るのであれば、大体20~30万円程度。さらにデザインにもこだわるのであれば50~60万円程度。さらに大手事務所などでブランディングにもこだわるなら100~200万円程度という感じです。
ただし、費用だけで業者を選ばないことも重要です。安価な業者でも十分な品質を提供できる場合もありますし、逆に高価な業者が必ずしも期待通りの結果を提供するとは限りません。
また、弊社グットアップのように、高機能なホームページをテンプレート化することで、ゼロから作るコストを大幅に作成することで、価格を抑えつつ最上位のホームページを提供するような業者・サービスもありますので、自分に合った業者をしっかりと選びましょう。
料金体系や追加費用について確認しよう
まずは、業者の料金体系や追加費用について詳しく確認しましょう。制作費用だけでなく、ホームページの運用や保守にかかる費用も含めて確認することが重要です。また、追加の機能やデザイン変更などにかかる追加費用も把握しておくことが大切です。
ホームページは作って終わりではなく、作ってからが始まりです。そのため、制作後の運用や保守の費用が発生します。保守費用の相場は月5,000円~月30,000円程度と内容によって幅があります。
たまにホームページ制作後の保守が無いホームページ制作サービスがあり、一見するとランニングコストが掛からず安心に見えます。でも、顧客獲得を目的とするならホームページは作ってからが始まりですので、作って終わりという姿勢の業者では「一緒にホームページを育てていくパートナー」としては適切とは言えないでしょう。
重要なのは保守の何にコストが掛かっていて、それが適切かどうかを見極めることです。何もしてないのに毎月5,000円払うのは無駄ですが、ちゃんとやってくれて月30,000円は必要なコストです。保守内容が金額に見合っているかどうかをしっかりと確認しましょう。
契約内容や納期について詳しく確認しよう
次に、契約内容や納期についても詳しく確認しましょう。制作するホームページの仕様や納品物、納期などを明確にすることで、後々のトラブルを避けることができます。また、契約内容や納期に関する不明点や変更点があれば、事前に確認しておくことも重要です。
特に重要なのはドメインの管理です。ホームページ制作とドメイン管理がセットになっている制作業者の場合、ホームページを解約するとドメインも消えてしまい困るようなケースがあります。
ドメインは使用年月が経過するとSEOにも強くなるなど資産となります。そのため、ドメインは業者に管理を任せずに自分で取得しておくことをオススメします。
サポートやアフターケアについても考慮しよう
最後に、業者のサポートやアフターケアについても考慮しましょう。ホームページ制作後も定期的なメンテナンスや問題対応が必要となる場合があります。そのため、業者が提供するサポートやアフターケアの内容や体制を確認し、安心して利用できるかどうかを判断することが重要です。
「制作費のみで保守料不要」というサービスは、費用を節約したい方にとっては魅力的に見えると思います。ただ、弊社には「開業当初に安く作ってもらったら、修正の連絡をしても1ヶ月以上対応してくれなくて困っています・・・」というご相談が多くよせられます。
ホームページは作って終わりではなく、作ってからが始まりです。一時的な安さで選ばずに、安心してホームページを利用できるように、保守管理やサポートがしっかりしている業者を選ぶことをオススメします。
コミュニケーションのスキルを重視しよう
コミュニケーションのスキルを重視しよう
士業のホームページ制作業者を選ぶ際には、コミュニケーションのスキルも重要なポイントです。円滑なコミュニケーションができる業者を選ぶことで、要件や要望を正確に伝えることができ、理想的なホームページを制作することができます。
ホームページを作るには、土台となる戦略から企画して、そこに肉付けしながら文章、写真、デザイン、構成など様々な要素を乗せていきます。
そのため、そもそも依頼主の士業さんがどういう状態になりたいのか目標を明確にした上で、進めていく必要があります。ところが、そこまで明確に決まっている士業さんは稀なので、一緒に話をしながらどうなりたいのかのイメージを共有し、解像度を上げていくコミュニケーションが必要です。
このコミュニケーション力が成功の肝なので、「この担当者と話をしてると、どんどん引き出してくれて、提案もしてくれて、成功までのイメージが湧くな」という制作業者(担当者)を選ぶことが重要です。
ヒアリングの質や提案力を確かめよう
まずは、業者のヒアリングの質や提案力を確かめましょう。ヒアリングの際に、業者がしっかりと要件や要望をヒアリングし、それに基づいた提案やアドバイスをしてくれるかどうかを確認することが重要です。また、業者が積極的にアイデアを出してくれるかどうかもチェックしましょう。
一般的なホームページ制作業者は、多少の提案はあるかもしれませんが、基本的には言われた通りに作ることしかできません。
でも、ホームページ制作や集客に詳しくない士業が、どのようなホームページを作って欲しいのかを制作会社に指示するのは非常に難しいことです。
一方、士業専門のホームページ制作会社の場合は、士業ビジネスに合ったホームページの作り方や集客方法を提案してくれます。その提案内容が魅力的かどうかで依頼する業者を選ぶのが良いでしょう。
スムーズなコミュニケーションができるか確認しよう
次に、業者とのコミュニケーションがスムーズに行えるかどうかも確認しましょう。電話やメール、対面など、自分にとって使いやすいコミュニケーション手段を提供してくれるかどうかをチェックすることが重要です。また、業者の対応スピードや丁寧さも重要なポイントです。
「ホームページ制作後の保守料金が不要」とか「開業直後で友人が無料で作ってくれた」ような場合、数年後に「変更したいんだけど全然対応してくれず困っている・・・」というご相談をいただくことが非常に多いです。
士業ビジネスを成長させていこうと思うのであれば、「ホームページ制作業者を選ぶ」のではなく、「一緒にホームページを育てていってくれるパートナーを選ぶ」ことが重要です。
柔軟な対応や問題解決能力を重視しよう
最後に、業者の柔軟な対応や問題解決能力も重視しましょう。ホームページ制作の過程で予期せぬ問題や変更が生じることがあります。その際に、業者が柔軟に対応し、スムーズに問題を解決してくれるかどうかを確認することが重要です。また、業者の対応態度や姿勢もチェックしましょう。
以上が、士業のホームページ制作業者を選ぶ際に注意すべきポイントです。経験と実績、専門性と知識のレベル、クライアントの声や評判、価格や契約条件、コミュニケーションのスキルなど、様々な要素を考慮して、自分に合った業者を選ぶことが重要です。
ホームページ制作業者を選ぶ際に最も重要なのは「提案力」だと思います。その方が達成したい目標に合わせたプランを提案することはもちろんですが、ホームページ運用を始めると必ず「当初想定していたような成果がでない」という壁にぶつかります。
その時に問題の原因を一緒に考え、解決策の選択肢をしめしてくれる専門家の存在が非常に重要です。単に「ホームページを作ってくれる業者」ではなく、「一緒に仕事につながるホームページを作っていけるパートナー」を選ぶ感覚でホームページ制作業者を選ぶことをオススメします。
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